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相続した車を売る手続きと注意点|名義変更(移転登録)から売却までの流れ
家族が亡くなって車を相続したとき、「このまま売れるのか」「名義はどうするのか」で立ち止まる方は少なくありません。相続した車は原則として、相続による名義変更(移転登録)を済ませてから売却する流れになります。このページでは、一般的な手続きの順序、必要になりやすい書類、車の状態別の売り先の考え方を整理します。
先に結論
- 故人名義のままでは原則として売却できません。まず相続による移転登録(名義変更)を済ませるのが基本の順序です。
- 移転登録では遺産分割協議書や戸籍関係の書類が必要になるのが一般的です。具体的な書式・要件は管轄の運輸支局や司法書士などの専門家に確認しましょう。
- 軽自動車は窓口(軽自動車検査協会)も必要書類も普通車と異なります。車検証でどちらの区分かを先に確認します。
- 長年放置されて査定額がつかない車は、廃車買取という選択肢があります。逆に、古いからこそ旧車として評価される可能性もあります。
相続した車を売るまでの5ステップ
01車検証で「所有者」の欄を確認する
最初にやることは車検証の確認です。所有者欄が故人の名前であれば相続手続きに進みますが、所有者欄がローン会社やディーラーの名義になっている場合(所有権留保)は、ローンの完済・所有権解除の手続きが先に必要になります。使用者が故人でも所有者が別、というケースは珍しくありません。ローンが残っている車の売り方は別ページで詳しく解説しています。
02相続人を確定し、車を誰が相続するか決める
車は預貯金などと同じ相続財産です。戸籍関係の書類で相続人の範囲を確定したうえで、誰がその車を相続するのかを相続人全員で話し合い(遺産分割協議)、合意内容を書面に残すのが一般的な流れです。相続人が一人だけの場合と複数いる場合とで必要な書類が変わるため、自分のケースがどちらに当たるかを整理しておきましょう。
03移転登録(名義変更)を行う
普通車の相続による名義変更は、管轄の運輸支局での移転登録という手続きです。遺産分割協議書、被相続人と相続人の関係が分かる戸籍関係書類、新しい所有者の印鑑登録証明書などが必要になるのが一般的で、車の価額や相続の形によっては簡略な書面で足りる取り扱いもあります。要件は個別のケースで変わるため、書式や添付書類は管轄の運輸支局または行政書士・司法書士などの専門家に確認するのが確実です。軽自動車は運輸支局ではなく軽自動車検査協会での手続きとなり、必要書類も普通車より簡素とされています。
04車の状態に合わせて売却方法を選ぶ
名義変更のめどが立ったら売却方法の検討です。動く車であれば通常の買取査定に出せますが、故人が長く乗っていなかった車はバッテリー上がりや車検切れで自走できないことも多く、その場合は出張査定や引き取り前提の業者が現実的です。年式が古く一般の査定で値がつかない車は廃車買取、希少な旧車は旧車専門業者と、車の状態によって適した売り先が変わります。
05査定・契約・引き渡しを進める
業者を決めたら査定を受け、金額と条件に納得できたら契約します。相続車両の場合、通常の売却書類に加えて相続関係の書類が必要になるため、何をいつまでに用意するかを業者に具体的に確認しましょう。入金のタイミングやキャンセル規定など契約条件の確認ポイントは通常の売却と同じです。
※ ここに挙げたのは車の相続・売却に関する一般的な知識です。個別の手続き要件は管轄の運輸支局・軽自動車検査協会や専門家にご確認ください。
相続車両の売却で気をつけたいこと
相続放棄を検討しているなら車に手を付けない
相続放棄を検討している場合、故人の車を売却・処分してしまうと相続を承認したとみなされるおそれがあると一般に説明されています。放棄の可能性が少しでもあるうちは車を動かしたり売ったりせず、先に弁護士・司法書士などの専門家に相談してください。
書類は自己判断で作らない
遺産分割協議書の書式や戸籍書類の範囲は、相続人の構成によって変わります。インターネット上のひな形をそのまま使って不備が出ると、手続きのやり直しで時間がかかります。管轄の運輸支局への事前確認、または専門家への依頼を前提に段取りしましょう。
自動車税・保険の扱いを整理する
自動車税(種別割)の納付や還付の扱い、自賠責保険・任意保険の名義変更や解約も、相続に伴って整理が必要な項目です。放置すると納税通知が故人宛てに届き続けることになります。売却・廃車のタイミングと合わせて手続きの要否を確認してください。
共同相続のまま放置しない
「誰が相続するか決めないまま、とりあえず置いておく」と、車は相続人全員の共有状態のままになります。時間が経つほど相続人の予定が合わせづらくなり、書類集めの負担も増えます。乗る予定がないなら、早めに遺産分割協議で帰属を決め、名義変更か売却・廃車まで進めてしまうのが結果的に負担の少ない進め方です。
「名義変更前でも買い取る」の言葉だけで進めない
買取店の中には相続書類の案内や手続きの代行に対応するところもありますが、何をどこまで代行してくれるのか、書類が揃わない場合はどうなるのかを契約前に確認しないままお金の話だけ先行させるのは危険です。手続きの全体像を自分でも把握したうえで任せましょう。
相続した車の売り先の選び方
相続車両は「実家に置いたまま」「自分では動かせない」というケースが多いため、出張査定や引き取りに対応する業者が現実的です。以下は当サイト掲載社のうち関連するサービスの公式確認済み条件です(確認日: 2026年8月7日)。
出張査定に対応する掲載社
外車マスターは輸入車対象で出張査定を含め査定無料、外車王は全国出張査定(出張料・査定料無料)、旧車王は北海道から沖縄まで離島含め全国無料出張査定と、それぞれ公式サイトに記載しています(2026年8月7日確認)。実家の車庫に置いたままの車でも、現地まで来てもらう前提で相談できます。
査定額がつかない古い車は廃車買取へ
長年放置された車や不動車は、一般の買取査定では値がつかないことがあります。その場合も、パーツ・資源としての価値を前提に買い取る廃車買取という仕組みがあります。掲載しているハイシャルはレッカー引取無料(全国47都道府県・一部島しょ部除く)、廃車手続きの書類代行無料と公式サイトに記載しています(2026年8月7日確認)。詳しくは廃車・事故車・不動車の買取をご覧ください。
古い車ほど「旧車」の可能性を確認
故人が大切に乗っていた古い車が、絶版車・希少車として旧車専門の市場で評価されるケースもあります。処分を決める前に、旧車・クラシックカーの買取のページで専門業者に査定してもらう選択肢を確認してみてください。
相続した車の売却でよくある質問
故人名義のまま車を売却できますか?
原則としてできません。相続による移転登録(名義変更)を済ませてから売却するのが基本の流れです。買取店によっては相続書類の案内や手続きのサポートに対応する場合もあるため、査定時に相続車両であることを伝えて段取りを確認してください。
相続した車の名義変更にはどんな書類が必要ですか?
一般的には遺産分割協議書、被相続人と相続人の関係が分かる戸籍関係書類、新所有者の印鑑登録証明書などが挙げられますが、相続人の構成や車の区分(普通車か軽自動車か)で変わります。具体的な書式・要件は管轄の運輸支局・軽自動車検査協会、または司法書士等の専門家に確認してください。
長年放置されて動かない車を相続しました。売れますか?
廃車買取という選択肢があります。当サイト掲載のハイシャルは、事故車・不動車・年式20年超の車も対応し、レッカー引取無料(全国47都道府県・一部島しょ部除く)と公式サイトに記載しています(2026年8月7日確認)。詳しくは廃車・事故車カテゴリのページをご覧ください。
古い車ですが価値があるかどうか分かりません。
年式が古い車は一般の査定で評価されにくい一方、旧車として専門業者に評価される可能性があります。掲載している旧車王は10年以上古い車がメインの旧車特化で、北海道から沖縄まで離島含め全国無料出張査定と公式サイトに記載しています(2026年8月7日確認)。